Remotion TECH ForkValve 施工例 CBXb

※HONDA CBXbにRemotionTECHフォークチューニングを施しました。

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先ずは分解し徹底的に洗浄を行います。オイルの劣化及びスラッジの為内部部品はかなり汚れている事が多く見受けられます。

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次にオイルロックピースは有効ストロークを伸ばすため長さを詰め、減衰力制御をRemotionTECHフォークバルブに移行させる為シートパイプのオリフィス穴を拡大します。

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オイルシールは勿論スライドメタルやガイドメタル、ピストンリングなど、通常のオーバーホールでもこれだけの部品を交換致します。スラッジが多く見られる場合はここまで交換しなければ元の性能すら取り戻す事は出来ません。

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スプリングを交換し、油面調整とイニシャル調整を行って組み上げます。

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フロントフォークがピストンロッドタイプの場合、減衰制御をオリフィスでしか行っておらず、ストロークスピードに依る変化がありません。特にこのタイプはチューニングによる変化は必ず体感出来ます。

オーナー様よりコメントを頂きました。

“印象としてはバネ下が軽くなった感じです。今回お願いした後期型CBXは交差点などで曲がるとき「よっこらしょ」という感じでしたが、施工後はスムースに曲がることが出来るようになりました。加減速もフォークが良く動いてくれるのでアクセル・ブレーキ操作に変な気を使わずに済みます。要は上手くなった気にさせてくれるので施工して頂いて大正解でした。見えるカスタムではないですし、オリジナルの乗り味を残すという意味もありますが、逆に外観を変えずにより楽しく気軽に乗るためにはお勧めのカスタムだと思います。”

気に入って頂けたようで安心しました、有り難う御座います。