Home » Remolog » RemotionTECH エンジンファインチューニング » CB750(RC42)エンジンチューニング!!

CB750(RC42)エンジンチューニング!!

最近、寒さをこらえていつもより30分早く起床してコーヒーを飲んでいる菅野です。

ちょっと前までは出勤ギリギリまで寝ていたりしたのですけど・・・

早く起きてコーヒーをマッタリと飲んでいると目も覚めるし一日が元気良く

過ごせる気がします。

『早起きは三文の徳』なんて言葉もありますが、まさしくコレですね。

朝にたった30分ゆっくりと過ごすだけで身体も心もスッキリします。

ってことは仕事もはかどるし・・・結果的には徳をするってこと!!

(気付くの遅い!!ってツッコミは勘弁してください。)

いつも前置きがあってスミマセン。。。

では、どうぞ・・・

今回はRemotionではお馴染みの車両CB750です。

オーナーのS様はRC42でサーキット走行を楽しまれているのですが、もう少しだけ

回って欲しいと常々言っておられました。

前回、FCRを取り付けたことによりタイムも縮みかなり効果はあったようですが

ストレートでの残り50mくらいで吹けきってしまうそうです。

でもソコにあわせてギヤ比を設定すると他のコーナーでしわ寄せが・・・

かと言ってギヤを上げる程でもないから何も出来ずに・・・となかなか思うようにいかない。

CB750はアフターパーツが極端に少ないので本来ならば諦めるところですが

お客様が諦めていないのにメカニックの自分が諦める訳にもいかないので色々と

オーナー様と一緒に考えた末に導き出した答えが・・・ヘッドをヤッちゃいましょう!!てことです。

内容としては・・・

・他車種流用のハイカム装着

・IN&EXポーティング

・他車種流用ビックバルブ装着

・バルブポリッシュ

ではいつものように写真を交えて作業の紹介。

201012120001.JPG
201012120005.JPG
201012120006.JPG

ヘッドのチューニングだけならエンジンを降ろさなくても出来るのが良いところ。

とは言っても初めて開けるエンジンなので、各部の取り付け状態なんかを細かに

確認して頭に叩き込みます。(もちろんマニュアルも見ながらです。)

むやみやたらにバラしてしまうと思わぬところから部品が出てきたり落ちたりと

してしまうので、どんな車種でも初めての作業の場合は時間をかけて仕組みを

理解しながらバラします。これを怠ると元には戻せないこともありますからね。

201012120007.JPG
201012120008.JPG
201012120009.JPG

カムシャフトホルダーも4個だけだし油圧タペットだから測定も必要ないし・・・

普段、やり慣れているCB-Fと比較すると構造も簡略化されていて無駄がない感じです。

技術進化を感じますね。

201012120010.JPG 2010121200011.JPG 201012120012.JPG

いつもはヘッドの取り外しにはかなりの時間を要しますが、あっさりと外れました。

しかも燃焼室はかなり綺麗です。

高回転までしっかり使い、そしてキャブセッティングも出ているからカーボンの

蓄積が抑えられるのでしょう。

201012120013.JPG
201012120014.JPG
201012120015.JPG

こちらのバルブは他車種流用の新品バルブです。

スタンダードバルブよりINで1.00mm、EXで2.00mmビックサイズに!!

カムシャフトは0.80mmハイリフトになります。

 

201012120016.JPG 201012120017.JPG 201012120018.JPG

 

新品バルブではありますが、ここはいつも通りにポリッシュしちゃいます。

顔が移るほどの輝きにオーナー様も喜んでおられました。

201012120020.JPG 201012120019.JPG

 

CB-Fに比べれば新しい車両なので鋳造技術の進化によりバリが少ない

かと思いきや・・・まったくそんなことはありませんでした。

いつもと同じく時間が掛かりました。

 

2010121200021.JPG
 
201012120022.JPG

バルブを装着すればこんな感じです。

IN&EXともにビックバルブ化されているので、シートリング加工も行っています。

次はヘッドを取り付けるのですが、事例のない作業なのでバルブの干渉や

ピストンヘッドとのクリアランス確認のため一度組んでからクリアランスを測定します。

チューニングエンジンでは当然の作業ですね!!

ピストンヘッドとバルブのクリアランスをを測定した結果は通常使用で問題ない

クリアランスを確保していたので安心しました。

場合に寄ってはバルブリセスを深くする加工が必要になるケースもあるので・・・

201012190023.JPG
2010121800024.JPG

油圧タペットに使用されているラッシュアジャスタです。

コップに入っているのは灯油なんですけど、ラッシュアジャスタをヘッドに

組み込む際にSSTを使用してエア抜きを行う訳です。

エア抜きをしたらダイヤルゲージを使用して沈み込み量を点検する。

普段はシム交換でタペット調整をしているので、いつもと違った作業だったので

とても楽しかったです。

そしてカバーも閉じてエンジン始動です。

エンジンを開けたあとの始動はやはり緊張です!!

すんなりと始動してくれたので一安心ですが、微妙にツキが悪くなっていたので

FCRのニードルを交換することにしました。

ストレート径を交換したら調子よくなったので、いざ試乗。

以前より格段にアクセルコントロールがし易くなりました。

そしてパーシャルでもストレス無く走れますし、回転上昇もスムースになりました。

オーナー様のファーストインプレッションも好感触だったようで早く10,000まで

回してみたいと言ってました。年明けにはツーリングに行かれるそうなので、

多少は違いを感じて頂けると思います。

今後、必要であればメイン系のジェッティングも見直そうと思います。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。