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CBXエンジン フルオーバーホール 今年最後12機目 分解

今年最後のCBXエンジン フルオーバーホールとなりました。今年は本当に月一機ペースでオーバーホールを行っていた事に今さらながら自分でも驚いております。

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今回のエンジンは一番真っ当な、というか特別不具合がある訳ではなく、経年劣化によるオーバーホールでした。

ただオイル漏れが酷く、それが気がかりだったのですが作業を初めて直ぐにその原因が解りほっとしました。

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ご覧の通りヘッドカバーパッキンがはみ出して組立られています。ヘッドカバーを塗装するときに噛み込んだまま組み付けてしまったのでしょう。

カムシャフト、シリンダーヘッドに問題はなくシリンダーを外そうとしたのですが、全然外れません。

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スタッドボルトとシリンダーがゴミや腐食で固着しているようです。こういう場合先にスタッドだけでも抜ければ何とかなるので先ずスタッドを外す事にしました。

やはり2本どうにも動かないスタッドがあります。熱をかけたり浸透剤を入れたりして何とか抜け、シリンダーも外すことが出来ましたが、腐食していた廻りは酷い状態です。

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CB1100Fなどはこういった事はいつもなのですが、CBXは比較的珍しい。

スタッドが無いのでいつもとは少々違う分解方法ですが、順に分解していきましょう。

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クランクもジャーナルの傷はラッピングすれば消える程度ですし、振れも5/100と限度値内ですが、こちらも修正とバランス取りは行います。

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ヘッドの分解をします。カーボンの蓄積は非常に多いです。エキゾースト側は黒く付着するのは仕方がないのですがそれでもその蓄積量は多く、厚いところでは1mm以上積もっています。インレット側にもカーボンの蓄積が見られ、バルブシートの密着が悪かった事が解ります。また、インレットバルブの蓄積が酷く、ステムシールが劣化しておりオイル下がりも多かったものと思われます。

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バルブやポートにこれだけカーボンの蓄積が有ると実質的なポート面積も狭くなり、本来の性能は全く出ておりません。なかなかバルブポリッシュやポートのスムーシングのし甲斐があるヘッド廻りです。

これらを修正していくのですが、これがどれぐらい変わったか後日ご覧頂きます。



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