CBR1000RR エンジンオーバーホール

このまま梅雨明けにならないかな?

と期待している菅野です。

明日で上半期も終わりですね!

後半戦もREMOTIONは頑張って行きます。

ここのところ作業依頼を沢山頂いてましたが少し落ち着いて来たかな?

でも、お待ち頂いている方が沢山いるので順次、入庫を受け付けたいと思います。

では、どうぞ・・・

さて今回の車両はCBR1000RRになりまして、東京都のT様の車両になります。

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Remotionには珍しい車両ですね。

今回はエンジンのオーバーホールのご依頼です。

サーキット走行をされてからクランクケース内から異音がするようになったので

開けてみることになりました。

なので今回のオーバーホールはファインチューニングではなくて異音を取り除くための

オーバーホールになります。

ふだんオーバーホールといえば菅野の場合、CB-F担当なんですけど

最新?のバイクなのでとってもワクワクです。

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慣れていないのでエンジン降ろすのも社長に手伝ってもらいました(^-^;)

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急がば回れってことでエンジン台も急遽作成!まあまあの出来です。

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左がCBX、右がCBR1000RRです。

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同じ1000ccとは思えないですね・・・時代の変化ですね。

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カムホルダーも一体化されております。

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インナーシム!なんかそれだけでも嬉しくなってしまう。

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ヘッドも簡単に外せました。いつもは・・・大変なんです。

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バラし完了です。

 シリンダーはスリーブレスのアルミにメッキです。

驚くほどに軽いです!!!!

そして構造が非常に簡単で無駄な物がないです。

CBX、CB-Fの方が部品点数でいえば多いと思うし組立も複雑です。

普段、30年以上前のエンジンをオーバーホールしているからなんですが

色々見比べてしまいまして・・・いつも以上に時間がかかってしまいました。

やはりエンジンは楽しいです。

で、バラしてみてベアリングなど色々と確認をしてみましたが異音の原因となるような

異常は発見できませんでした。

まあベアリングやメタルなど新品に交換した上で精密組立をすれば解決できると思います。

次回は組立になるかと思います。

では、また・・・