HONDA CBX(I)エンジン フルオーバーホール2

16032901

修正を始めます、まずはカムシャフトジャーナルのラッピング。続きはコチラ!

1603290216032903

ラッピングはこの部分と、

16033004

クランクシャフトを行います。もちろん可能な限り曲がりの修正とダイナミックバランスも行い、そのうえでメタル勘合します。

16032917160329161603291816032919

ヘッドはポートのスムーシングと合わせ面を歪みを取るためにさらい、バルブのポリッシュ。

160329041603290516032906

ピストンヘッドの鋳肌をおとしてからざっくり重量合わせ。WPC+MOS処理を行ってコンロッドと合わせて最終的に重量合わせを行います。

16032907160329081603290916032910

ミッションはドッグ部のバリ取りと摺動部も修正、ワッシャー、ベアリング類を交換します。今回は問題ありませんがドッグ部の傷みが酷い場合はミッションギア自体を交換する場合もあります。

16032911160329121603291316032914

プライマリーシャフトもベアリング交換と確認し、スターターワンウエイクラッチはリビルト。

16032915

シフトフォーク、ドラム、シフトセンターやストッパーの摺動部をポリッシュ。

その他アッパークランクケースの8㎜部はヘリサートを建てます。一部オイル通路と通じているネジ山が劣化している場合が多く、また組み立てがしばらく走行してからネジが上がってしまうことが何度かありましたのでそれからは予防措置として必ず行うようにしています。