HONDA CBX(t)エンジンオー バーホール

HONDA CBXエンジンのRemotionTECHファインチューニング

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十数年海外で眠っていた車両を日本に持ってきて安全に走れるよう修理及び登録作業といった内容でした。

エンジンの圧縮さえあれば多少オイル上がりがあってもエンジンはかかるので車体側の整備だけでと思っていたのですが、残念ながら#3の圧縮が上がらずエンジンオーバーホールからとなってしまいました。続きはコチラ!

初めきれいな状態だなと思ったのですが、外装を外したらご覧の通り十数年らいの誇りが溜まっていました。このまま作業に入るわけにもいきませんのでまずは洗浄からです。

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走行をせず放置されていたので状態が全く分かりません、しかし何らかトラブルが合ってそのまま放置されていた訳ではなく販売車両を購入してそのままになってしまったので大きな以上は見られませんでした。

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まあシリンダーライナーが錆でいるのは当然ですが、圧縮が上がらない原因は#3ピストンのセカンドリングが固着している事でした。

何度も申し上げておりますが、どのCBXももう既に車齢が35年以上経っており走行距離が多くても少なくてもオーバーホールして損の無い状況であることは確かです。

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他に問題はありませんので通常通りRemotionTECHファインチューニングを進めていきます。こちらはミッションドッグ部のバリ取り。

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シフトドラム、フォーク等の一部ポリッシュ。ピストン、コンロッドの重量合わせ。

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カムシャフトジャーナル部のラッピング、バルブのポリッシュと燃焼室、ポートのスムーシング。

その他くkランクシャフトの曲り修正した上でのダイナミックバランスやメタル嵌合などを行いました。

もちろんキャブレターもオーバーホールしてエンジン廻りは完了です。

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そして車体周りも前後のブレーキはもちろんフォークのオーバーホールやステムベアリングの交換、タイヤやチェーンなど消耗品類は一式交換して終了と思いましたが、

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ハーネス端子の腐食があまりに酷く、メインハーネスとリレーを交換しました。

中古輸入新規登録は若干手間がかかり何度か陸事に行かなければならないのですが、新規登録なので3年車検が付きます。