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CBXエンジンの可能性/フリクション

最近のRemotionTECHエンジンファインチューニングメニューにはシフト回りでポリッシュする部分が増えていたりします。
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シフトドラム溝のバリ取りやシフトフォーク摺動部のポリッシュは行っていたのですが、ある時ここまでポリッシュしたら変化があるのか試したくなった部位がありまして。

で、結果から言うと明らかにタッチが良くなったのです。続きはコチラ!

気のせいかとも思ったのですが、何機同じように行ってもやはり同じようにシフトタッチの改善がみられる、こんな所を磨くだけでこれだけ変わってくるのだなあと改めて思った次第です。

RemotionではCBXやCB-F系エンジンばかりでなくCBR1000RRのエンジンなんかもオーバーホールしているのですが、何が違うかというとエンジン構成が簡素であること、部品単体が小さい事とそれに伴いフリクションが圧倒的に小さい事が解ります。

まあCBR1000RRのエンジンから見るとCBXのエンジンはフリクションの塊なんですね、しかし逆に考えるとこのフリクションを小さくすれば例え僅かな減少でも明らかな差が出てくるのです。

勿論今までもクランクシャフトやカムジャーナルのラッピングは行っており、その効果は確認しています。

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しかし現在いろいろな表面処理方法がありそれぞれフリクション低減を唱っています。WPCやAP-Xμなどいわゆる精密ショットピーニング等も効果があると思うのです。

でも仮に、不可能な事は承知の上での話ですが、全ての摺動部分において全くフリクションが存在しない場合、オイルは不要になるんですね。しかしショットピーニングで形成される表面はオイルが存在することが前提での処理であって、もし仮にオイルが切れた場合の損傷は、それはもう見るも無惨な状態になる事が予想されますしオイル性能にとても左右される処理だとも言えます。

であるならば、やはり目指すところはショットピーニングで均一なオイル溜まりを造るのではなくスーパーラッピングの様に面粗度を上げていく方向なのだろうか、とも考えている。

WPC処理を否定している訳ではない、ミッションなどに処理すれば明らかな違いを体感できるし効果も認めている。確かに摺動といっても回転している部分もあればスライドする部分もある、一概には言えない、適材適所だと言うことも充分理解しているつもり。

ただ一辺倒にショットピーニングすれば良い、というような考えは危険なのかもしれないです。

本当に面白いですよ、こういうこと考えることは。CBRのエンジンはもうかなり限界に近く造り込んでいるのでここから多少フリクション減らしてもなかなか体感出来ないけど、CBXなどのエンジンはまだまだ手が入れられる部分が残っているというか、逆に可能性を感じています。