CBX 車検整備&構造変更

こんばんは、菅野です。

今年は天気にも恵まれているのでツーリングも順調に2度行うことができました。

昨年は雨などで中止もあったので、今年は中止にならないように願いつつ

見たい物、食べたい物を目指して目的地を検討中であります。

次回は6月18日なので例年だとすでに・・・

梅雨入りをしている頃ですが・・・大丈夫だと信じましょう!!

候補としては道志→山中湖→五合目→沼津辺りの港に行き食事的な感じで考えています。

もし中止になってしまったら順延で7月23日を予定しいます。

では、本題にどうぞ・・・

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 さて今回の車両はCBXになりまして、神奈川県のY様の車両になります。

タイトル通りに車検整備であります。

以前、キャブレターをフルオーバーホールさせて頂いたのですが、

しばらく乗れない期間があったためにキャブが再び不調になりまして

掃除からのスタートです。

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マフラー外して・・・エンジンを傾けて・・・CBXならではの作業ですね。

20110520yt003.JPGキャブとご対面。慣れてしまえば案外楽なもんです。

キャブを取り外したら・・・なかなかの香りが漂ってきます。

完全にガスが腐っている匂い。

この匂いは結構強烈なんで、一日中にわたり自分もピットも臭いです^^

20110520yt004.JPGフロートはこんな感じで緑色です。

20110520yt005.JPGキャブボディ側も緑色になっちゃっています。

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ちょっと解りにくいですが、ニードルの先端も緑色になってました。

20110520yt007.JPGブラシなどで掃除するのは手間がかかるので、クリーナーに浸け置きします。

20110520yt008.JPG一晩まてば・・・こんなに綺麗になります。

キャブボディ側の通路も掃除用のニードルやクリーナーの浸け置きで通りを良くします。

以前にフルオーバーホールをしているので、今回は掃除のみです。

もし次に同じ事があった場合には、念のためフルオーバーホールからですね。

今回の車両であるCBXを預かる前にはCB750(RC42)の車検もご依頼頂いたのですが

そちらの車両も暫く保管されたままでしたが、キャブレターは全く詰まりもなくて

バッテリーの充電のみでエンジンはすんなりと始動いたしました。

全く同じ条件での保管でもCBXはキャブが・・・

どんな違いがあるのでしょうかね???不思議です。

そして来月からはオートバイ乗りにとってはなんとも憂鬱になる季節

そう梅雨入りも間近であります。

そんな季節に1ヶ月とかエンジンを動かさないでいると保管条件によっては

キャブレターの清掃から始めないとツーリングに行けない!!なんてことにならぬように

暫く乗れない期間があるような時には、バッテリーのマイナス端子を外すことや

キャブレターのフロートのガスを全て抜いておくとか・・・ちょっとした気遣いで

梅雨明けのスタートがスムーズになるのでお試しください。

もちろん走れるなら走ってあげた方が一番のメンテナンスであることは言うまでもありません。

キャブも元通りに取り付ければエンジンは一発で始動しましたが、今回は構造変更も

ありますので、管轄の陸運支局に持ち込んでの変更となります。

こちらの車両の場合、変更箇所は乗車定員と寸法(幅)の変更になります。

Remotionでは通常車検の他にも、名義変更、住所変更、構造変更、改造申請などなど

個人で行うには時間もないし、不安もあるし、といった作業も承っておりますので

ご用命をお待ちしております。

では、また・・・