Home » Remolog » メンテ&カスタム » CB750F キャブセッティングFCR35

CB750F キャブセッティングFCR35

こんばんは菅野です。
先日、モツ鍋を食べたいと書いていた私ですが・・・
水曜日に群馬にお出かけしていたので、永井食堂に寄りまして
もつっ子というモツ煮をお土産で買いまして食べるのが楽しみです。
では、本題へどうぞ・・・

さて今回の車両はCB750Fになりまして、東京都のI様の車両になります。

 

 

SONY DSC

今回のご依頼はキャブレターセッティングです。

 

 

こちらの車両は昨年、エンジンフルオーバーホールをさせて頂いています。

なのでワイセコ823仕様ですね。

そして個人的な興味からSTDキャブ、STDエアクリーナーでのパワーチェックをしてみました。

カタログスペックだと、最高出力65PS、最高トルク5.9kg-mです。

カタログのスペックとはエンジンの軸出力で明記されています。

しかしパワーチェックは後輪出力で測定しますので、一般的に軸出力よりも

測定結果は10~15%ほど数値は落ちます。

 

 

ですが測定結果としては、最高出力72.2PS、最高トルク6.2kg-mでした。

排気量が823へとなっているので同等の比較とはならないですが

決して快調とは言えないSTDキャブでもこの出力なのでまずまずです。

各部の重量合わせ、各部クリアランスを厳密に管理することの結果ですね。

 

 

SONY DSC

それではFCR35に交換です。

フレームの向こうに見える黒い物体はオリジナルキャッチタンクです。

 

 

SONY DSC

走行まえに同調とスロー系を合わせます。

 

 

同調、スローと合わせたらニードル選定になります。

ブリッピングで付きをみてスムースに回転すれば試乗テストです。

一回目の試乗では、今までの経験をふまえエンジンの状態に合わせ

予想を立て、各ジェット、ニードルなどを組み込みます。

そして試乗時の体感からニードルの太さや段数を変更していくわけです。

MJに関しては試乗で合わせられる領域ではないので

パワーチェック結果の空燃比で最終調整します。

 

 

エンジン フルオーバーホール済みFCR35の測定結果は・・・

 

 

最高出力83.1PS、最高トルク6.5kg-mでした。

公道で走行することを考えての口径選びとセッティングなので

サーキットなど限定された状況を狙い突き詰めればピークパワーを

もう少し上げることが出来るでしょう!

 

 

いままでにCB-FのFCRセッティングはかなりの台数をこなしていますが

いままでの経験のなかでも上位に入る気持ちいい仕上がりになりました。

エンジンとキャブが万全の状態だからこその気持ちよさです。

私自身、メカニックとして自信に繋がる仕事ができました。

先ほどオーナー様に引き渡しも完了したので、感想を聞くのが楽しみです。

でも、ドキドキしているのも事実です。

エンジン、キャブのチューニングなどは何度やっても自信と緊張は背中合わせです。

 

 

SONY DSC

キャブの色も車体の雰囲気にマッチしてますね。

 

 

では、また・・・