Home » Remolog » メンテ&カスタム » CBX CB-Fの現状とレストアについて

CBX CB-Fの現状とレストアについて

140503091405035

巷では旧車は部品取り車などを用意して二個一とかしないと維持出来ないとか、オーバーホール出来ないとか聞いたりします。

しかしRemotionではCBXやCB-Fに関して正直困ったことがあまりありません。Remotionとしていろいろパーツを出していますし各ショップさんも頑張っているのでそういう状況でも無いと考えています。

勿論、転倒などによりクランクケースが割れてしまったりすれば中古部品は必要になりますが、経年劣化で悪くなる部品はどの車体でも基本的には同じなので他の車両の部品を持ってきても使えない事がほとんど。そのような状況なので今後安心して乗って行く為に部品取りが必要かどうか聞かれた場合、転倒大破しない限り必要性は感じませんとお応えしています。

それとレストアですが、ご依頼頂くといつも考えるのがどこからどこまでがレストアなのかということ。

まず全て純正部品で行うのがレストアと仮定した場合、すでに不可能というしかありません。

形が近い形状でリプロ品でもレストアとするのであればまだ充分可能です。

ただ語源の意味の復元・回復からすれば不動車あるいは走行に支障をきたしている車両を安心して安全に走れる様にするだけでもレストアと呼べる気がするんですが、どうなんでしょう。

特に日本でこの「レストア」という言葉を使った場合、とても個人差が有るように思うのです。

厳密に言えば同じ品番で出てきても当時とは全く違う部品ですし、純正部品であっても使用や取り付けに問題ないだけで明らかに形状が変わってしまっていることすらあり、それでレストアと呼ぶならリプロ品使ってもなんら変わりないのではないか、とも考えたり。それに純正部品とはいってもホンダ技研工業が制作している部品とは限らず、品質がホンダ品質というだけで各関連メーカーがホンダに納品して純正の袋に入っている訳ですし。

エンジンのオーバーホールでも、以前にも言いましたがRemotionで行っているRemotionTECHファインチューニングは仕様を大きく変更しないまでもチューニングであって確実に復元+αです。これはメカニックとして、もてるポテンシャルを引き出すことが使命と考えているのでそうしなければプライドが許さない。

出荷状態を100%として、100%に近づけることがレストアでそれを超えるのがチューニングとするとほとんどの場合がチューニングになってしまいます。塗装等の表面処理もラインの流れ作業で行う塗装より個別に指示して尚且つ塗料も進化しているので確実にクオリティが上がってしまう。

結局のところレストアとは概念でしかなく、オーナーそれぞれが持っている希望に沿って具現化していくしかないのだなと考えています。でもそれはカスタムと何ら変わらないスタンスになるのですが。