CB900F リフレッシュ Vol’3 ポーティング編

あと10日もすると南関東では桜の開花来るみたいですね!

ちなみに河津桜は見頃を終えたそうです。

結局のところ桜の下で飲みたい菅野ですw

そういえば昨年の春には目黒川の夜桜をはじめてみました・・・

覚えているのは・・・ホットワインが美味しかったw

では、本題へどうぞ!

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今回はヘッドにポーティングを施していきまーす。

あとはバルブポリッシュも!

地味な作業になりますので、ビフォー・アフター的な紹介になってしまいますけどねw

 

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作業前の燃焼室です。

高温にさらされ硬化したカーボンが蓄積してます。

これを包丁などを研ぐように荒削りから仕上げまでと順を追って進めていきます。

燃焼室、インレット、エキゾースト、1気筒分で最低2時間かかります。

 

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こちらはインレットになります。

 

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エキゾーストも荒削りです。

ここでIN・EXともに大きな段差などを均していきますが拡大すれば良いってもんでもないのでここは経験しかないですね。

目と指を差し込んだ感触で見極めていきます。

削り足りないのはいくらでも修正できますが、削り過ぎたら元には戻せないので細心の注意を怠らないようにします。

 

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写真だと一瞬なんですけど・・・5回ほどにわけて砥石の目を細かくして仕上げます。

最後の仕上げには特殊なブラシを使いまして・・・

ポーティングも様々な考え方があると思いますが、基本的に鏡面までは仕上げません。

拡大すれば良いものでもなく、ピカピカに磨けば良いわけでもなく ”良い塩梅” ってやつですね!

 

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インレット

 

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エキゾースト

 

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全体はこんな感じです。

流石に首と肩が疲れます。

お次はバルブにとりかかりまーす。

 

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ちなみにIN・EXでは使われている材質が異なるためEXの方が硬く削りこむのは大変です。

バルブもポーティング同様に数回にわけて徐々に細い目で仕上げていきます。

 

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大きいほうがINになります。

 

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最終的に ”04の刻印” も消します。

と途中経過も説明すれば良いのですが、集中しすぎて写真撮り忘れましたw

 

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はい。完成です。

◯分クッキングよりも早い展開でしたね。

ちなにみ1本仕上げるのに約15分ほどかかります。

コレ以上に雑でも丁寧でも効果は薄れていくので、このくらいの仕上がりが ”良い塩梅” ってところです。

 

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ポーティング、バルブポリッシュが終われば次はペイントの準備になります。

内燃機加工としては、バルブ研磨やシートカット、すり合わせなどを施します。

また進み次第、ご報告させて頂きます。

では次回をお楽しみに!