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CB750F エンジンフルオーバーホールNo.2

雨が上がると途端に蒸し暑くなりますね。

いまは外で元気良く蝉が鳴いております。夏ですね!

でも蝉が大の苦手な菅野です。

毎回、どうでもいい情報を小出しにしてます(笑)

では、どうぞ・・・

さて今回の車両は、CB750Fになりまして、東京都のI様の車両になります。

前回の内容は『CB750F エンジンフルオーバーホール』コチラです。

ってなワケで組み立て開始で御座います。

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一番軽いものに合わせて削っていきます。

闇雲に削れば良いモノでもないのでバランスや強度も考慮して削ります。

ピストンはアルミなので削っている量のわりに重量変化が少ないので

1gとか差があると結構大変です。なのでリングやピストンピンの組み合わせで

なるべく重量差が出ない組み合わせにしてから削るのです。

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ペイントはブラストも使用するので組み立てる前には念入りに洗浄します。

せっかくO/Hしても砂がオイルラインに残っていたら意味ないですからね!

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エンジンペイントを施しても使用するボルトが錆びていては台無しなので再メッキです。

すでに生産終了となっているボルトもあるので再メッキになります。

全てのボルト類がメーカーから出るならば新品を購入した方が安上がりかもしれません。

 
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アッパーケースです。

逆さの状態からクランクシャフト、ミッションなどをハメ込んでいきます。

この時点で各部の修正や加工は終了しているので、あとは精密に組み立てるだけです。

この組み立てにもサービスマニュアルには書いていないノウハウが沢山あります。

でもナイショです(笑)

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写真だと一瞬なんですけどね!

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コチラも一瞬でピストンまで付いちゃいました。

まあ実際にはソコソコ時間掛かるんですけど・・・

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写真上はシリンダーです、綺麗なホーニングですね♪

ではシリンダーを取り付けていきます。

前回のO/HはCBR1000RRだったのですが、そのときに比べて楽に感じましたね。

慣れているからなのか・・・CBRの時とは組み立てる順序が違うのも関係するとはおもいますけど

基本的にマニュアルは見ませんからね。頭に入っちゃいました。

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エンジンを載せるのも配線もやはり楽です。

CBRはセンサーが多いので繋ぐカプラーも沢山ありましたので苦労しました。

CB-Fならばエンジン積み降ろしも一人で簡単に出来るように専用ジャッキも用意してます。

このあとエンジン始動となるのですが、この瞬間だけは毎回緊張します。

オーバーホール前にはノイズが大きかったのですが・・・

オーバーホール後は心地よいメカニカルノイズになります。

アイドリングからして安定性が違います。スロットルに対しての反応も良いです。

試乗をするとエンジンフィールがとても気持ちいいので毎回どこか遠くまで行きたくなります。

自分で組み上げたエンジンの試乗は格別ですよ☆私の特権です(^o^)v

I様もスグにご来店して頂いて納車させて頂きました。

ですが帰り道でオイルプレッシャーランプが点灯。

オイルが循環していないことは考えられないですがスグに引き取りにお伺いしました。

見たところオイルは循環しているがプレッシャースイッチに繋がる端子が断線しかかっておりました。

私が気が付いていれば良かったのですが、I様ご心配をおかけ致しました。

と、今回のオーバーホールも大変満足して頂き菅野も嬉しい限りです。

次はアナタのエンジンを・・・では、また・・・