Home » Remolog » RemotionTECH エンジンファインチューニング » HONDA CBX(k)エンジン フルオーバーホール①

HONDA CBX(k)エンジン フルオーバーホール①

16080801

続いてCBXエンジンのフルオーバーホールを開始です。エンジン回転の落ちが少々悪い様ですが、どうなっているでしょうか。続きはコチラ!

1608080216080803

EXポートのカーボンが何か違うものが蓄積している感じです、見覚えはありますが。

160808041608080516080806

プラグの焼けが白っぽいですが、アイドリングの落ちが悪い事も考えるとキャブレターのスロー系にも不具合があるようです。

160808071608080816080809

カムジャーナル、ヘッド側ともに少々深い傷が入っています。伺ったところ長く不動だった車両を起こしているので、たぶんリスタート時に入ったのではないでしょうか。異物が噛みこまなくても固着しているところをいきなりまわし始めるなどの原因でもこういった傷は入ると思います。

160808101608081116080812

カーボンの付き方が気筒によってまちまちです。

16080813

走行中の砂利に見えますが、このエンジン丸塗りされているので、もしかしたらブラストのメディアかも。

16080814

テンショナーはもうクラックの入っていないエンジンは無いと思います。

1608081516080816

やはりシリンダーは錆ていました。結構深い段差を感じるので、ピストンは0.5オーバーサイズにする予定。

160808171608081816080819

腰下は問題無いと思いましたが、

1608093116080930

残念ながら捩れが出ています。ジャーナルの真ん中の振れが一番大きく、端に向かうにつれて小さくなる通常の曲がりであれば修正可能なのですが、端のジャーナル部の振れの方が大きい場合などの捩れがあると修正は不可能です。

もちろん今まで走行していた事を考えれば使用することは可能です。しかしそれはメタルの厚みで調整して捩れを逃がす方法しか取れません。CBXのクランクシャフトは長さの割に細く、調子を崩した状態で走行していると必ずクランクが曲がり、悪くすれば今回のように捩れを起こしてしまいます。

160808211608082216080823

ヘッド回りは特に問題になるような事は無さそうです。

1608082416080825

ピストンは予定通り0.5オーバーサイズにするとして、カムシャフトのジャーナルはラッピングでなんとかなるか、クランクシャフトをどうするか。このあたりの方向性が決まれば続いて作業に進めそうです。