今自分たちに出来ること。

僕らは今報道で上空からの映像を良く見かけます。

報道ヘリからの映像ですが、ここからはイメージです、そのヘリを抜け出しさらに上空からその映像を見てみます。そうすると地上では救援を求める人たちが手を振っていて、ヘリはそれを観察しているだけで救援する事はありません。報道と救援どちらが優先されるべきでしょうか、或いはどうして報道ヘリは飛べても救援ヘリは飛べないのでしょうか。

今世間ではこの事態を受け自粛ムードが漂っています。

しかしそれは本当に良いことなのでしょうか。自粛ムードが蔓延すると経済が低迷します。経済が低迷すると企業業績が悪化します。企業業績が悪化すると税収が減ります。税収が減ると被災地復興の為に必要な資金がさらに減ります。今まで以上に税収が必要な時に自粛は必要なのでしょうか。

現在、電力不足を受け節電が呼びかけられています。

この節電は誰の為でしょうか、節電した分の電力が被災地に回るのではありません。被災地に電力が行かないのはインフラにダメージを受けているからであって電力が足らないからではありません。ではこの節電は誰の為でしょうか。

 こういった災害が起きてニュースなどを見るといつも思うのです、報道が入れてどうして救援が入れないのだろうって、そこまでして報道って必要なのだろうかって。自分たちが受け取れるソース(情報源)は一方行の、それも多少偏った情報しか受け取る事が出来ません。だからニュースは単にニュースとして受け取り、今一度自分で考え、租借してから飲み込まなければ(判断しなければ)ならないと考えてます。

それと災害が起きると被害を受けなかった人たちまで遊んでいることがいけない事のように思われがちですが、本当にそうなのでしょうか。元気に暮らせる人たちは今まで通り、いや今まで以上に普段の生活を(ちょっと日本語がおかしいですが)した方が、そういう姿を見せた方が良いのではないかと考えています。僕らは被災地が必ず復興する事を信じています。信じていればこそ、今まで通り娯楽は娯楽として楽しみ生活する事の方がよっぽど良いのではと思います。

今自分たちに出来ることとは、義捐金を募金するのも良いでしょう。でもその前に、

被災地への祈りは祈りとして、情報は鵜呑みにせず今一度自分で考え、

普段の生活を普段通りにする。

そんな事でもいいんじゃないかな、と思うこの頃です。