『菅野のCB900Fメンテナンス VOL’8』

昨夜、久しぶりに自分のバイクに乗ってみて・・・改めて楽しさを実感した菅野です。

ですが、もともと走りに行く予定ではなく思いつきだったので革のジャケットに

中はTシャツという状態だったので思いの外、寒かったです。

春だと思ってなめてました・・・

では、本題へどうぞ・・・

 

続きはコチラ

 

 

さて今回の車両は、CB900Fになりまして、Remotion菅野の車両になります。

 

SONY DSC

いつもの写真から変えてみました!変化はメンテナンススタンドを使っているです・・・(笑)

 

今回は、タイヤ交換をするにあたりホイールの再セットアップをすることにしました。

要はホイールカラーを今現在の精度と形状で作り直すことですね。

つねに最前の方法を模索しているので、思いついたら試すのが吉!

ホイールセットアップを簡単に要約すると、ホイールセンター、チェンライン合わせです。

 

STD状態を精密に測定して流用するホイール、スイングアームに合わせて各パーツの設計をします。

ただしSTDは量産品なので車体の個体差が大きく一概に信じられる値ではありません。

理想は、セットアップ後にフレームに対してのホイール位置などを測定しないとダメでしょうね。

ただし、そこまで拘ったとしても対費用効果を感じられるシチュエーションは、かなり限定されますけどね。

最低限、STDと同じ状態にセットアップすることにしてます。

そして、ホイールをセットアップする上で欠かせないのが、カラー類ですね。

この形状も大事でホイールセンターやチェンラインが合っていればイイってもんじゃない!

と、菅野は考えております。

位置を合わせるのはショップとして当然のことですが、メンテナンスも意識して作ることが

プロショップだと思っております。

 

ホイール位置だけが合っていてもホイールの脱着の際にカラー類の取り付けが難しいとか

ホイールベアリングの交換をしようと思ったら、プーラーを使えない構造で作ってるとか

残念なセットアップを良く見かけます。

パッと見では、問題ないのかもしれませんが細かいところにも手を抜かないのがプロです。

 

SONY DSC

今回の使用タイヤはコチラ。

 

SONY DSC

再セットアップに当たり削り直したカラー類。

 

SONY DSC

アルマイトすればカラーの出来上がり!

 

SONY DSC

ドライブチェンも交換しちゃいます。

 

SONY DSC

フロントも一緒に作り直しました。

 

今回のカラーは1/100mmまで拘って削りだしてみました。

Remotionの旋盤は汎用なので、精度を上げると製作時間が、かかるのですが

量産品ではなくスペシャルな一品なので拘ってみました。

どこまで走りに良い影響を与えるのかは定かではありませんが・・・作り手の美学でしょうか?(笑)

精度の高いカラー装着後は押し回しも軽くなった気がします!

そして昨夜、首都高を流して見ましたが、高速コーナーでのウォブルが消えました。

あとは190km以上から出ていたフロントの振れも気になる・・・

コレに関しては確認が取れてません・・・というより、そこまで出せてません!(笑)

まあ、いずれにしても良い方向に改善されました。

これで4/14のツーリングも楽しく行けますね!

Remoツーは前日までご連絡頂ければ、どなたでも参加出来ますのでよろしくです。

では、また・・・