ホンダ CBXの足回りと外装のカスタム

やっと2台目の完成です。

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カウル付き後期モデルから前期外装をセットアップし、足回りを換装。続きはコチラ!まず外装セットアップですが、そのまま載せる事ができるのはタンクだけで、フレームの後ろ半分は相当に加工が必要です。

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サイドカバータブを受ける部分からシートを支える渡しの部分、フレームエンドの長さなど全て違い、簡単にはいきません。

今回のカスタムを行う上で重要なのはいかに「取って付けた感」をなくす事だと考えました。

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今回は17インチになるので、ステムだけは製作させていただきました。そうすることで必要なオフセットを確保するとともにメーターやヘッドライトステーなどの取りつけも綺麗にまとめられます。製作したステムはノーマルメーターとキーを取りつけられてなおかつCB1300SFのヘッドライトステーを取りつけられるように設計しました。もちろんヘッドライトステーはそのままでは高さが違って取りつけ出来ないのですが、より少ない加工で可能になります。

ヘッドライトステーもフォーククランプにするのが一番簡単ですが、どうしてもノーマルっぽくはなりません。

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前後の足回りはXJR1300を使用しているのですが、そうすると幅的にノーマルステップが使えません。そこで今回製作したのがSC54ステップを取りつけられるステッププレートアダプター。SC54の中古ステップ周りなら安く手に入りますし、こんな風にノーマルぽさも出せ、もっとバック位置にしたければ市販のSC54ステップキットを取りつける事も可能となります。

ただしこの場合ピリオンステップがなくなってしまうので、その対処は必要になります。今回はエマージェンシーで構わないから小さいものをとのご要望ですし、フレームも塗装するので直接フレームからステーを出しました。

外装の色ですが、オーナーのご要望で初代NSXのグレーという指定がありましたが、これが本当に良い色でとてもきれいにまとめられました。

ブレーキもXJRの物ですが前後ともブレンボなので、足回りがXJR色を主張していないので全体として奇をてらう事の無くうまくまとめられたものと思っています。またステムを製作したおかげでフロントフォークが間延びした感じを出すことなくセットアップ出来ましたし、そのお陰で立ち姿も良いと思います。

大きな写真は下記ページをご覧ください。

※カスタムページ