T.O.T.に向けて Vol6

今回はパワーアップ関連で唯一のパーツキャブレター。

FCRやTMRが禁止されているクラスなのでFCRは使えません。しかしCRキャブを特注するには相当コストをかけなければならず断念。

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ファンネル仕様にするのですが、CBXの場合キャブレターをVの字に配列するためインマニの長さが違っています。

これを少しでも均一にするためファンネルの長さもご覧のとおり中央に向かって長くしました。続きはコチラ!

このキャブレターはノーマルに見えますが、かなりスペシャルキャブレターなのです。

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通常有るはずのチョークバルブが存在しません。吸入抵抗低減とスムースボアのためにバルブをつけるためのシャフト穴自体が無いのです。

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そしてスロットルボアがノーマルΦ32に対してΦ34、カムシャフトとの相性もありますが、効率的には向上するはず。

ファンネルはノーマルに合うものが存在する訳もなく、加工してからの取り付けとなります。

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まずは取付部の径を合わせ、

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後ろのボア径も加工します。

そして取り付けるとコチラ、

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予測はしてましたが真ん中2気筒のファンネルが干渉してしまい、その部分も加工が必要でした。

実際エンジンを始動してからセッティングは必要でしょうが、低速は多少犠牲にならざる負えないだろうなあ。