M・R・P(メガリ・レーシング・プロジェクト) その5

みなさま、こんにちは。スタッフ石倉です。
メガリ・レーシング・プロジェクトも早5回目ですね。
先日のSS Killers!についてですが概要を社長が記事にしてくれましたのでこちらではレースリポートと言いますか雑記的に少々。

続きはこちら

写真は同じような感じになるので割愛しますので文字だらけですが読んで頂けると幸いですw

当日の朝、お店にAM5:00に集合し車両積み込み出発です。
車の外気温計で見ると6℃。予想してましたが到着してみると現地では4℃ほどでした。
今週に入ってから天気も良く、日中の気温はわりと高めだったので今日もそんな感じだろなと。

会場入りしタープを広げ展示準備しつつ車両の準備も進めます。
受付、車検、ブリーフィングと進み、練習走行へと進行していきます。
今回はエントリーしたノービスAクラスがフルグリッド越えたためにレギュレーションに従い2レースになりまして、それに伴い練習走行も予選も2グループで行いました。
その1組目だった為に走行順番が1番目AM9:00のスタートでした。

時期的に冷え込むことを想定し、タイヤウォーマーを借りて準備して来ましたがウォーマーをメガリで使用するのは初のため空気圧の上がり幅などのデータがないので冷間でなんとなく合わせて練習走行に挑みました。
水曜のレース前最後の練習から車体への変更はありませんが、やっぱり朝一は路面温度も低くあまりグリップしてくれません。
ライダー本人の身体が動いてないってのもあったかと思いますが、4回ほどふっ飛びそうになりながらも8分間の練習走行を無事終了。
感触的には前後サスを少し柔らかくしたい気持ちもありつつ、気温が上がってくるのは間違いなさそうなので、ひとまず空気圧の調整に留めて車体はそのままに。

時間は過ぎていよいよ予選に。
「B決勝は悔しいのでなんとしてもA決勝に残りたいなー」などと考えながらコースイン。
コースイン直後ってのもあり前が詰まってしまい「こりゃ早めに前に出ないとアタックできんぞ」と思いつつ走行して8コーナーにさしかかったその時!!

エンストしました。

「なんで?!」と思いつつコースから外れて車体揺すったりしながらセル回すこと数秒で始動。
最終コーナー手前まで進んでみたところ問題無さそうなのでそのまま予選を再開する事に。

後からわかったのですが、恐らく原因はガス欠だったようです。
考えてみたらレース前2回の練習をノン給油で行っており当日もフューエルランプ点いてないしまだいけるだろとの認識でした。
残量が減ってきた状態でバンクさせた事での燃料ポンプのエア噛みなどが原因だろうと思います。
実際、決勝に向けて給油した際にタンク全容量に近いだけ入ったのと共に、その後症状がまったく出なかったので間違いなさそうです。

話を予選に戻しまして、再スタート。
期せずして前に誰もいなくなってしまったので単独でアタック開始。
練習走行時に比べて気温も路面温度も上がってきているお陰でグリップも悪くない。
のだけれども、今度はさっきの練習走行時の感触から現時点での状態に対応するのに少し時間を使ってしまい、良いところも悪いところもあまりないまま予選終了。
タイムは46.8くらいだったかと思います。辛うじて46秒台に入れることは出来ました。
しかし不味いです。これは微妙なラインです。
まだ2組目の走行がありますので確定はしてませんが怪しいラインです。
結果としてはクラス24台中の13位でなんとか65%のA決勝に残ることが出来ました。

お昼休みを挟んでいよいよ決勝です。
各クラス順番に進み、自分のノービスA FARSTクラスの番となりました。
ウェイティングからコースイン、グリッドでの選手紹介の後2周のウォームアップランがスタート。
…の直後に3コーナーで1台転倒。担架が入り赤旗中断でいったんピットロードへ戻ります。
この時点でテンションだだ下がりです。もー急降下です。
気を取り直して(取り直せてませんが)再度コースイン、今回はウォームアップランも問題なく進みます。
2周回ってグリッドに着き、いざスタートを待ちます!
今回致命的なことにスタート練習をついに一度もする事が出来ませんでした…。
しかもスプリントは1年ぶり。前回レースではスタート失敗のオマケ付き。
もー色々考えても仕方ないのでなんとなくで行くことにw
アレです、フライングよりは出遅れの方がマシです。
そしてレッドシグナルからブルーシグナルに変わりスタート!!

出遅れました。

いや、正確に言うと反応は悪くなかったんです。タイミングは。
繋いだ回転数がどーやら低かったみたいですね。
隣でスタートしたファインビークル号はほぼ同じタイミングなのに前行きましたから。
ま、まぁ終わったこと(スタートしたばっか)はもう気にせずなんとか巻き返しを計ります。
スタート直後はどうせ前が詰まるのでとりあえず今以上に後行かないようにと隙有れば前に出ようかと。
隊列が整いつつ進んでいくと9コーナーで1台転倒、それに巻き込まれた車両もいるようです。
とりあえずなるべく前行きます。順番は変わりませんが順位は上がったはず。
その後も4~5台のグループで周回は続きます。
加速やトップスピードでのアドバンテージが無いメガリにとってこのグループでの走行がちょっとキツイ。
タイムを維持する為にはコーナーで稼がないといけないのですがタイミングにより前が詰まったりでついては行けるけど抜けるほどの余裕は無い。そうこうしていると今度は後からつつかれる始末。
そのうちストレートで1台に抜かれてしまいました。
いやー、250マルチって速いですね…。
1度くらいは前を走るファインビークル号に何かしら仕掛けたかったのでちょっとラインやタイミング変えたりもしてみましたが最後まで並ぶことすら出来ませんでした。
結果12位でフィニッシュ。
…予選から順位上がったのでOKだと思います。
ファインビークル号にも順位は負けましたがこの日のベストタイムは0.1秒くらい勝ったのでそれを言い訳に納得したいと思います。

今回の反省点はいくつもありますが大きな部分として練習量の少なさに尽きるように思います。
もちろん限られた時間内でどうにかせねばならないのは皆一緒なのですが、車両の煮詰めどうこう以前に走り込みでもっと引き出せる何かがあったように感じました。そしてレース当日の自分自身の始動も遅かったのでそこも悔やまれます。
来年、2014年もSS Killersは開催されるとのことですので次回は今回の反省を少しでも活かせるように車両の煮詰めと人間のスキルアップにも努めたいですね。

なにせチャレンジ第1段としては無事に終われたので良かったですw
これからも引き続き挑戦して行こうと思いますので応援宜しくお願いします!

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